スポーツリスクマネジメントの実践 ― スポーツ事故の防止と法的責任 ―
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70 (4)バレーボール 転倒、突き指などケガの程度が小さい事故は多いですが、身体接触が少ないため、大きな事故は比較的少ないスポーツです。転倒、用具の準備などで事故が多く見られます。 【事例】 活動中に転倒し大腿骨を骨折(平成24年度) 合同練習後の片づけの際、ネットのワイヤーが左目にあたり負傷。眼球破裂等、視野狭窄及び調整機能障がい(平成23年度) レシーブしようとしたところ、アキレス腱を断裂。当傷害が起因して治療中に肺血栓症を起こす(平成21年度) サーブやスパイク中、ボールを踏んだ 支柱を片付ける際、転倒した 支柱が古かったため、準備しているときに指をケガした 捻挫したためコールドスプレーをかけたところ、凍傷になった シューズを忘れたため、そのまま参加させたところ、他の会員から足を踏まれた ミニバレー大会で人数が足りなかったため、会員外の人を集めて参加した。その人がスパイクしたことで足をひねり、骨折した プレーによるケガ ・ 転倒、突き指、打撲、ねんざ ・ 汗で床に滑る 用具によるケガ ・ ネット支柱の運搬:骨折 ・ ネットのワイヤー:裂傷、目へのケガ

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