スポーツリスクマネジメントの実践 ― スポーツ事故の防止と法的責任 ―
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67 (2)サッカー サッカーは技術差、能力差、体力差が表れやすいので、ケガには注意しなければなりません。 【事例】 試合中、相手選手と交錯して転倒。相手が上に倒れこんで頚椎脱臼骨折、頚髄損傷、四肢麻痺(平成23年度) 試合中、ボールが目に当たる。眼球打撲、視野狭窄(平成22年度) 試合中、相手プレーヤーの蹴ったボールが右目を直撃。外傷性 虹彩毛様体炎(平成20年度) ゴールを運んでいるとき、転倒、下敷きになった ヘディングをしたところ、脳震盪が起きた 試合中のコートに練習のボールが入り、選手が転倒した 練習中、ゴールポストに衝突した。以降、ゴムのラバーをポストに着けた プレーによるケガ ・ チャージ、スライディング、予想外の動き:捻挫、骨折 ・ 至近距離からのキック、乱暴なプレー、競り合い(特にキーパー) :頭、目、内臓破裂 用具によるケガ ・ ゴールポストの転倒:下敷き ・ グラウンドの凹凸:足を取られて転倒、相手に蹴られる

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