日本スポーツ協会アクティブ チャイルド プログラム普及・啓発プロジェクトは、スポーツ界からBAHD行為をなくすことを目指し、「子どもを守ろう:BAHD防止キャンペーン」を推進しています。
子どもを守ろう:BAHD防止キャンペーンのロゴ
「BAHD」とは、Bullying(いじめ)、Abuse(虐待)、Harassment( ハラスメント/ 嫌がらせ)、Discrimination(差別)の頭字語で、個人の人権や尊厳を不当に侵害する行為全般を指します。
Bullying(いじめ)
「Bullying」は、「権力や力によって立場の弱い人間を脅し、傷つけること」で、日本語では「いじめ」に相当します。
Abuse(虐待)
「Abuse」は、「誰かを不当に、残酷に、暴力的に扱うこと」で、日本語では「虐待」に相当します。
Harassment(ハラスメント/嫌がらせ)
「Harassment」は、「不快な言動や圧力をかけることで、誰かを悩ませたり、心配させたりすること」を指します。日本語では、地位や立場を利用した「嫌がらせ」に相当します。
Discrimination(差別)
「Discrimination」は、「特定の個人や集団を他のものと公平に扱わないこと」です。日本語では、正当な理由なく劣ったものとして不当に扱うことを意味する「差別」に相当します。
指導者にそのつもりはなかったとしても、選手の人格否定や直接的な暴力行為などは決して許されることではありません。そのようなBAHD行為をしなくても、もっとよい指導をする方法(代案)はあります。
「子どもを守ろう:BAHD防止キャンペーン」では、この代案を示し、指導の場面で実際に行ってもらう習慣づくりの方策を示すため、また、日常からその方法を頭の中でリハーサルすることで、高圧的な指導に代わる方法を行ってもらえるように、2種類のリーフレットを公表しています。
「Stop Relax Think」リーフレット
「If Then Plan」リーフレット
リーフレットを広報物やHP等に引用・転載される場合、事前の手続きが必要となります。ご希望の方は、下記問合せ先までご連絡ください。
ただし、リーフレットに記載の内容の無断転載・改変は著作権の侵害となりますので、これらの行為はおやめください。
お問合せ先
日本スポーツ協会 スポーツ科学研究室
E-mail:

TEL:03-6910-5806