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棒は倒さんぞ!

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棒は倒さんぞ 進め方
3名を1チームとし、各自が棒(直径3〜5㎝程度、長さ約1mのビニール管、バットでも可)をもって三角形をつくります。
3名それぞれの棒が倒れる前に走って行ける距離をイメージして相談し、三角形の辺の長さを決めます。
3名が一斉に手を離し、次の棒に移動して、倒れる前に棒をもちます。棒が1本でも倒れたら失格です。
全員がもてた3辺の長さの合計がより長いチームの勝ちです。
アレンジ
オレンジ

最初の移動で終わるのではなく、もう一度戻ってくるというルールで行うと、より難しいでしょう。

効果
オレンジ

イメージをリズミカルに表現する力の向上

分析

このプログラムは、3名を1チームとし、各自が棒(直径3〜5cm程度、長さ約1mのビニール管など)をもち、三角形の頂点に棒を立てた状態で3名が一斉に手を離し、次の人の棒が倒れる前につかむことのできる距離を競うものです。棒が1本でも倒れたら失格なので、3名の協力が必要となります。自分たちでできそうな距離を設定し、3名が協力して達成する喜びを感じることができる点が特徴です。お互い距離を相談し、タイミングを合わせて一斉にダッシュします。距離を決める点、そしてタイミングとスピードが面白さとなっています。

体力要素から見た特徴

走能力や敏捷性、タイミングを図る能力などの体力要素の向上が期待される運動です。運動特性との関係で見ると、3名が息を合わせ、一斉にスタートダッシュしてキャッチするスピード感と達成感を感じながら、いつの間にか走能力や敏捷性が高まる点、また、3名がお互いの走力を知って、たとえば、速い人は距離を長くし、二等辺三角形の状態を構想し、全体の距離の総和を長くする工夫をする余地があるなど、戦略性を有する遊びの構造になっている点が特徴です。

このプログラムは、要する運動時間は短く、運動強度は中程度ですが、自分たちで距離を伸ばせるような工夫と繰り返しの練習が自然発生的に起こる可能性が高いゲームです。幼児から高学年まで楽しめるゲームなので、日常的な活動に活用できるものと考えられます。幼児と高学年の子ども、走能力の異なる人が協力することを引き出すゲームとしても注目されます。

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