自然災害が頻発する日本。2018年には、西日本を中心に、豪雨による甚大な被害がありました(平成30年7月豪雨)。
日本スポーツ協会は、同年8月中旬に被災地支援事業として、愛媛県と岡山県の子どもたちにACPを提供しました。大変な思いをした子どもたちが少しでも元気になれるよう、みんなでからだを動かして楽しく遊びました。翌年2月には、広島県の子どもたちにもACPを提供しました。
広島県では、開催日だけ子どもたちにACPを提供するのではなく、地域での継続した支援が可能となるように、地元の高校生やスポーツ少年団のリーダーも参加しました。アイスブレイクの後、日常生活での不安心理が和らぐように、身体活動量の多い動的な遊びだけでなく静的な遊びも楽しみました。
自然災害は、避けられるものではないのかもしれません。しかしACPで、災害後のストレス反応の軽減が期待できます。
(2019年収録)