医・科学研究報告書(1999-2009)

一覧に戻る
平成11年度版(1999年度)
VOL.1
書籍コード タイトル PDF 在庫
H1101 国体選手の医・科学サポートに関する研究-第7報-
本研究は47都道府県体育協会の研究班の協力を得て、国体選手の医・科学サポート研究の成果をまとめたものである。
(1)47都道府県におけるメディカルチェックの結果、(2)帯同ドクターを対象としたアンケートと活動報告、(3)熊本におけるドクターズミーティングのまとめと都道府県からの報告が掲載されている。なお、10年目となる本年度は、総括として健康管理などの医学面を中心とした「国体選手における医・科学サポートのガイドライン」を別に作成した。このガイドラインは都道府県体協の研究班にも配布されている。
H1102 競技種目別競技力向上に関する研究-第23報-
本研究は日本オリンピック委員会(JOC)の研究事業であるが、JOCが本会に委託して行われた研究事業の報告書である。
今回は24競技団体の報告が載っており、研究課題は多岐にわたっている。体力、技術、戦術、心理といった競技力の要素を、スポーツ生理学、生化学、バイオメカニクス、医学、心理学などの研究手法をもちいて分析されており、各競技の科学的データが掲載されていて興味深い。
H1103 メンタルマネジメントに関する研究
本研究も日本オリンピック委員会(JOC)の研究事業であるが、第一に夏季オリンピックにおける心理サポート方法の開発およびサポート実施体制の構築である。第二は、国立スポーツ科学センターの設置にともない、我が国トップレベルの競技者に対する心理面の強化システムを構築する必要がある。具体的には、各種目ごとの大会準備のための心理的コンディショニング、試合におけるメンタルマネジメントおよび試合後の心理調査を含む心理的アフターケアなどの内容を計画し実施することなどが盛り込まれている。
H1104 JOC高所トレーニング医・科学サポート-第9報-
従来同様、オリンピック大会に向けての実践的サポート研究は勿論のこと、本研究班が平成6年に視察をし、高地トレーニングを補助する施設として紹介したフィンランドの「低酸素室」と同様の低酸素環境下の居住、トレーニングが可能となる施設が、国立スポーツ科学センターに接地されることが決まったため、本年度はその利用に関する実験研究(低酸素室での滞在期間が生理・生化学的応答に及ぼす影響など)をおこなった。また、種目別高地トレーニングサポートは、冬季競技を中心に実施されスキー競技のコンバインドとクロスカントリー、バイアスロン競技、スピードスケート競技、そして水泳競技の5競技が行った内容がまとめられている。
VOL.2
書籍コード タイトル PDF 在庫
H1105 スポーツ選手を対象とするドーピング検査法に関する研究
生体内でも生合成されるテストステロン関連物質の陽性判定に際しては、目的成分が単に尿に検出されただけでなく、外部から摂取したか、あるいは生理的にはありえないデータであることを証明する必要がある。今回の研究では長野オリンピック参加選手の尿ステロイドプロファイルを詳細に調査・再分析、炭素同位体比などの判定に必要な基礎データをまとめた。本報告書では、分析関係の海外情報もあわせてまとめられている。
H1106 生涯スポーツの振興方策に関する調査研究
本研究は本年度から開始された研究で、生涯スポーツの振興は、超高齢化社会、長寿化人生、自由時間社会、情報化社会、ハイ・テクノロジー社会等、種々特徴づけられている21世紀のわが国の社会を考えるとき、日本体育協会の使命と役割としてもますます重要になってくる。そのスポーツ振興に関する基本施策を作成するために、その理念や考え方を含めた資料を収集し、具体的な提言をまとめる研究を開始した。初年度は、21世紀における国民のスポーツ享受モデルの開発と、スポーツ享受モデルから見た生涯スポーツの現状と課題の分析を中心にまとめられている。
H1107 ジュニア期のフィットネス評価システム構築に関する研究
ジュニア期の優れた選手のフィットネスを全国レベルで評価することは、スポーツタレントの発掘はもとより、日本全体のスポーツ競技力向上を進めるために欠かすことの出来ない事である。本年度よりこの研究事業に着手したもので、ラボラトリーテストとフィールドテスト項目の解説と関東地区で実施したフィットネス評価の現状をまとめている。また今後のデータベースの活用についても検討を始めた。
H1108 ジュニア期の夏期トレーニングに関する研究-第3報-
本研究は、これまでジュニア期の安全で効果的な夏のトレーニングのあり方の具体的な提言を作成することを目標に、これまで暑熱環境と運動に関する基礎的研究、ジュニア期の夏のトレーニングの実態調査、熱中症死亡事故の実態調査、スポーツ現場での測定などを実施してきた。また、1991年の熱中症予防研究班以来、指導者研修会の中であるいはビデオ、冊子などを通じて熱中症予防の普及に努めてきた。ジュニア期のスポーツ活動による熱中症死亡は高校の下級生に多く、ほとんどが男性、競技種目では野球が最も多く、屋外競技ではラグビー、サッカー、登山、屋内競技では柔道、剣道などが多い、運動形態としてはランニングが多いなどの特徴が明らかになってきた。一方、夏のトレーニングの実態調査では、暑熱馴化に配慮している指導者が少ないこと、休憩の頻度が少ないなどの問題点が明らかになった。水分補給には多くの指導者が留意はしているものの具体的な指導は必ずしも十分ではなかった。以上の結果も踏まえて「夏のトレーニングガイドブック」案を作成したが、今後とも熱中症をなくすために一層の働きかけが必要である。
H1109 ラジオ亜鈴体操による地域の健康づくりに関する研究
高齢化社会にむけて、高齢者の虚弱化、寝たきり防止を最終目的におく、国民の健康づくり方策が求められている中で、軽量のダンベルを活用する体操や玄米ダンベルを使っての玄米ダンベルニギニギ体操を日常化することが、家族の健康づくりにどう影響を及ぼすかについて検討した結果のまとめである。この研究は本年度から開始された研究で今後の発展が期待される研究でもある。
H1110 スポーツ選手に対する最新の栄養・食事ガイドライン策定に関する研究-第3報-
スポーツ選手の食事は競技能力を高めるという、最大の特徴をもつ点で一般の食事のありかたと異なっている。近年食事や食生活を巡る環境は急速に変わりつつある中で、本研究は最新の栄養・食事のガイドラインをまとめた報告書である。ガイドライン策定にあたり、ビタミンの摂取状況や日本のトップクラスの選手の合宿期における食物摂取状況なども盛り込まれている。
H1111 間欠的ランニングテストから推定されるアネロビックパワーと中距離走能力に関する研究
これまでの研究で800mや1500mといった中距離走者は、無気的能力と有気的能力に優れていることが報告されている。しかし、800m走と1500m走においても競技特性および必要とされる能力は異なると考えられる。本研究では、中距離種目を専門とする被験者に漸増負荷による間欠的なランニングテストを行い、血中乳酸動態から推定されるAnaerobic powerの種目特性や中距離走記録との関係について明らかにした。
H1112 一般成人の運動と骨量に関する研究-第4報-
前年にひきつづき秋季国体開催時に主会場となる競技場において観衆等の一般人やスポーツ選手の骨量測定と運動習慣、食習慣に関する調査をおこなって、その場でフィードバックした資料を検討し、まとめたものである。この研究は1993年から実施しているが、今回の報告には1999年熊本国体を中心に分析され、高齢化社会の時代を迎える中での「寝たきり」の原因となる骨粗症や若い女性の痩身願望によるダイエットや運動不足による骨の危険性が指摘されており、運動、栄養、体力との関係について検討している。熊本国体時から採用した握力との関係も紹介されている。
一覧に戻る
平成12年度版(2000年度)
VOL.1
書籍コード タイトル PDF 在庫
H1201 国体選手の医・科学サポートに関する研究-第8報-
本研究は、47都道府県体育協会に組織された研究班の協力を得て、国体選手の医・科学サポート研究の成果をまとめたものである。
(1)47都道府県におけるメディカルチェックの結果、(2)第55回国体秋季大会(富山県)帯同ドクターを対象としたアンケートと活動報告、(3)富山におけるドクターズ・ミーティングのまとめが掲載されている。また、本年度は、本研究が継続されて10年目になるので、昨年に続き「国体選手における医・科学サポートのガイドライン」のまとめと提言を作成し、都道府県体協の各研究班に配布されている。
H1202 中高年の多様なニーズに対応したスポーツ活動のあり方に関する研究-第1報-
本研究は、本年度から開始された研究で、初年度は「東京オリンピック記念体力測定」の第9回目を実施した。
この研究は、1964年オリンピック東京大会の日本代表選手の健康と体力について、生涯にわたり追跡調査するという研究事業で、オリンピックイヤーごとに行われている測定は9回目を数える。測定内容は、大きく分けてアンケート調査、健康診断、体力測定の3つに分類される。対象選手は、物故者35名、海外在住者を含む現住所不明22名を除く324名のうち、アンケート調査回収数は229、健康診断および体力測定には152名が参加した。平均年齢も60歳を越え、中高年齢域にはいった元オリンピック選手の健康や体力に関する価値あるデータが掲載されており、大変興味深い報告書となっている。
H1203 メンタルマネジメントに関する研究-第2報-
本研究は、日本オリンピック委員会(JOC)からの委託研究事業である。平成12年度は、シドニー五輪に向けて心理サポートを第1の課題とし、11種目(アーチェリー、ウエイトリフティング、セーリング、卓球、トライアスロン、馬術、バドミントン、ビーチバレー、野球、自転車、ソフトボール)のオリンピック代表選手(代表候補も含む)に対するメンタルサポートを実施した。また、大会終了後、大会の前、大会中および大会後における心理的問題についての事後調査を行い、大会前および大会中の心理サポート改善のための基礎的資料を収集した。
H1204 JOC高地トレーニング医・科学サポート-第10報-
本研究は国際競技力向上を目的として高地トレーニングの実践的サポートと研究を行い、その成果をまとめたものである。高地サポートを行った競技は、夏季競技が陸上および水泳競技、冬季競技はスキー競技のノルディック複合およびクロスカントリー、そしてバイアスロンとスピードスケートであった。今年度開催されたシドニー・オリンピックでは、本研究におけるサポート活動が結果として好成績につながった。一方、冬季競技はソルトレークシティー・オリンピックを目前としてサポート活動が展開されつつあり、来年その真価が問われる。また、低酸素室の利用に関する基礎資料を得るための研究も行い、低酸素室滞在に関する基礎研究と低酸素トレーニングに関する実験研究の内容が報告されている。
H1205 スポーツ選手を対象とするドーピング調査法に関する研究
ナンドロロンは、その主代謝物19-ノルアンドロステロン(19NA)が尿中に検出されることで陽性判定されるが、体内で19NAに変化する未認可医薬品成分を含むサプリメントがインターネット上で取り引きされるようになり、また妊娠女性の尿中に排泄される19NAの存在がナンドロロン陽性判定に影響を与える可能性が指摘されるなど、世界的に問題になっている。しかし、正常者の19NA分布を系統的に調べた報告はない。そこで今回、長野五輪参加選手及び妊娠女性を対象に19NAの排泄の系統的な調査と、サプリメント投与尿の分析を実施した。その結果、内因性19NAのカットオフ値判定には高分解能質量分析による精密定量が、またサプリメント由来の19NAが疑われる場合の確認は、同位体比質量分析計による炭素同位体比の測定が有効であることが確認された。なお、ドーピング分析に関するワークショップ(ケルン・ドイツ)にも参加し、本研究に関連する炭素同位体比測定法についての発表をした。
H1206 生涯スポーツ振興方策に関する調査研究-第2報-
この研究班では、21世紀に求められるスポーツ享受モデルの開発、そして生涯スポーツの現状と課題の分析に取り組んでいる。2年目の研究成果とし、ライフスタイルとスポーツ享受の多様性について報告している。NPO法人化をめざすフォーマルなクラブ組織からスポーツオタクまで、さまざまな対象について、実地のインタビュー調査を通してスポーツとの接し方の実態を明らかにしている。また海外のモデルとして、ベルギー・フランダースにおける生涯スポーツ/スポーツライフスタイルについて、やはりインタビュー形式で調査した結果を報告している。スポーツ先進国のスタイルは、21世紀の我が国におけるスポーツ振興のモデルを考える上で大いに参考になる。
H1207 ジュニア期のフィットネス評価システム構築に関する研究-第2報-
本研究の目的は、ジュニア期からシニアまで、また一般国民から一流競技選手まで、幅広い国民の体力の現状を把握するため、体力測定値のデータベースを作成し、各年齢層の評価システムを確立し、ひいては国民の健康づくりプログラム構築を目指すものである。
本年度(第二年次)は、具体的な体力測定結果と測定値の集計、評価、統計処理方法の事例が述べられている。また、本会と加盟団体間でのネットワークを利用したデータベース・システム開発の進捗状況、ならびに都道府県体育協会、競技団体から代表者を募ったデータ管理者協議会での討議内容などが紹介されている。
H1208 ジュニア期の効果的指導法の確立に関する研究-第1報-
スポーツ指導の場面では、「どのような感じで動くとよいのか」といった主観的な情報を伝えることが効果的である。しかし、このような主観的情報は、コツ、意識などと呼ばれ、自得性で人称性・秘密性が高いため、これらを扱う研究は、その必要性が指摘されているにもかかわらずほとんどない。そこで本研究では、選手および指導者のもつ動きに関する主観的情報(コツ、意識)をアンケート調査および面接調査により収集して類型化し、ジュニア期の効果的なスポーツ指導法を確立するための基礎的資料を得ることを目的とする。
本年度は、バイオメカニクス、コーチ学、運動学、方法学などの研究者を中心にアンケートを作成し、東京五輪選手や元一流選手に対する調査(約200名)を行い、次年度以降の面接調査を行うための基礎データを収集した。
H1209 ジュニア期の夏期スポーツ活動に関する研究-第1報-
日本体育協会では、基礎研究から応用研究まで幅広い研究活動を通し、夏期のスポーツ活動時における熱中症予防キャンペーン活動を長年にわたって継続してきたが、本研究はその一環となる研究事業である。従来、研究対象は発育後期以降及び成人が中心で、思春期前後の小・中学生に関する研究資料は比較的少なかった。そこで本研究では、特にスポーツ少年団員を中心に、体温調節機能の発育特性や、スポーツ少年団の夏期におけるスポーツ活動の実態、指導者の意識など、広範に調査を実施した。こうした研究を通して、子供達の発汗反応や飲水行動の実態が明らかにされ、興味深い。
H1210 ラジオ・亜鈴体操による地域の健康づくりに関する研究-第2報-
本研究は、高齢者や小中学生へのラジオ亜鈴体操の指導、日常化が地域の健康づくりに及ぼす影響を明らかにすることを目的として実施してきた。昨年度は研究推進のための条件整備にあてたが、2年目となる今年度は、各地域の地理的・社会的環境を踏まえ、各地域主体で研究を進めてきた。アンケート調査によると健康づくりに対しての意識改善や体力の向上において、その顕著さが認められている。まとめとなる来年度は、各地区の特性に合わせた地域健康づくりのモデルを明確なものとしたい。
H1211 陸上・中距離選手の生理学的特性に関する研究
中距離走者を対象とした研究は、その多くが長距離や短距離などの他種目との比較であり、長距離走者との比較では無気的能力に優れている(有気的能力に劣る)こと、短距離走者との比較では有気的能力に優れている(無気的能力に劣る)ことなどが報告され一般化されている。しかしながら、中距離走と言っても、おおよそ2分程度で終了する800m走と、その倍の4分程度で終了する1500m走では競技特性、およびパフォーマンスに影響を与える生理学的特性も異なると考えるべきであろう。
そこで今年度は、中距離選手にMARTおよび漸増負荷走テスト(V02-AT Test)を行い、MARTによって測定されたパラメータと、酸素摂取量やAnaerobic Threshold(AT)といった従来から用いられてきた有酸素性能力の評価パラメータとの関係について明らかにするとともに、中距離走者の生理学的特性、トレーニング効果およびコンディションを評価するための指標を作成した。
一覧に戻る
平成13年度版(2001年度)
VOL.1
書籍コード タイトル PDF 在庫
H1301 国体選手の医・科学サポートに関する研究 -第9報-
本研究は、47都道府県体育協会に組織された研究班の協力を得て、国体選手の医・科学サポート研究の成果をまとめたものである。(1)47都道府県におけるメディカルチェックの結果、(2)第55回国体秋季大会(宮城県)帯同ドクターを対象としたアンケートと活動報告、(3)宮城におけるドクターズ・ミーティングのまとめ、そして本プロジェクトの「10年間のあゆみ」に関する調査結果や都道府県体育協会からの報告などが掲載されている。
H1302 中高年の多様なニーズに対応したスポーツ活動のあり方に関する研究「身体活動・運動アドヒアランス強化に関する心理・行動科学的研究」 -第1報-
本プロジェクトの目的は、日常生活において身体活動行動を継続させるためにはどのようなアプローチが必要であるかについて検証することである。本年度は、主に行動科学の観点から様々な場および年齢層に介入研究を行うとともに、介入プログラムに使用できると思われる理論・モデルおよび行動変化技法のレビューを作成した。
H1303 メンタルマネジメントに関する研究 -第3報-
本年度は、ソルトレイク五輪代表選手(代表候補も含む:ボブスレー、リュージュ、フリースタイルスキー、クロスカントリースキー)に対して、遠征および合宿などに帯同しつつ本番前までの重要な時期にメンタルサポート活動を実施し、昨年度シドニー五輪に向けてサポートした競技についても、可能な限り継続サポートを実施した。
H1304 JOC高地トレーニング医・科学サポート -第11報-
本年度は、各競技種目の国際競技力向上を目的とし、陸上、水泳、クロスカントリースキーおよびバイアスロンを対象に高地トレーニングにおける医・科学サポートを実施した。また、競技種目別のサポートに加え、常圧低酸素施設に関する実験研究も実施した。節目の年を迎え、今年度は研究報告書とは別に、これまで得られた研究成果を集大成した「高地トレーニング・ガイドライン」を作成した。
H1305 生涯スポーツの振興方策に関する調査研究 -第3報-
本研究班では、21世紀のスポーツ享受ビジョンを提示するため、ワーキンググループを編成し、スポーツ享受モデルの開発、生涯スポーツの現状と課題の分析に取り組んだ。本年度は、市町村生涯スポーツ振興の現状ならびに日本体育協会についてアンケート調査およびインタビュー調査を実施し、結果の解析を行った。また海外のモデルとして英国を対象に、生涯スポーツ/スポーツライフスタイルをインタビュー形式で調査した。
H1306 ジュニア期のフィットネス評価システム構築に関する研究 -第3報-
本研究は、国民の体力の現状を把握するため、体力測定値のデータベースを作成し、幅広い年齢層の評価システムを確立し、国民の健康づくりプログラム構築を目指すものである。本年度は、高校生を中心とする国体ジュニア強化選手を対象とする具体的なフィットネス測定を実施するとともに、本会と加盟団体間でのネットワークを利用したデータベース・システム開発を進め、その評価システムについて検討した。
H1307 ジュニア期の効果的指導法の確立に関する基礎的研究 -第2報-
本研究は、選手および指導者のもつ「動き・動作」に関する主観的情報をアンケート調査および面接調査により収集し、ジュニア期の効果的指導法を確立するための基礎的資料を得ることを目的としている。本年度は、夏季のアトランタ、シドニー、冬季のリレハンメル、長野の各オリンピックに出場した選手、および他のオリンピックや世界選手権に出場した元一流選手を対象にアンケート調査を行うとともに、より詳細な情報を得るために個別に面接調査(計24名)を行い、動きのコツやその指導法に関する資料を収集した。
H1308 ジュニア期の夏期スポーツ活動に関する研究 -第2報-
本会では、基礎研究から応用研究まで幅広い研究活動を通し、夏期のスポーツ活動時における熱中症予防キャンペーン活動を継続してきた。本研究もその一環となる研究事業であり、特に発育期(スポーツ少年団)を対象に、思春期前後における体温調節機能の発育特性に着目し、またスポーツ少年団の夏期におけるスポーツ活動の実態、指導者の意識などにも注目し、広範にその実態を究明した。屋内競技における環境実態、あるいは熱中症と児童の肥満度との関連など興味深い知見が得られた。
H1309 ラジオ亜鈴体操による地域健康づくりに関する研究 -第3報-
本年度は、地域健康づくりとして幼稚園児、小学生、中学生、そして商店街住民などがダンベル体操を習慣化することによって、家庭や周辺地域にもたらされる影響や、それを促進、抑制する条件を明らかにすることを目的とした。また、老人保健施設等で、虚弱高齢者の寝たきり防止における玄米ニギニギ体操の有効性について検証した。
H1310 地域スポーツクラブのあり方に関する研究 
-渋谷区ジュニアランナーズ倶楽部での取り組み-
学校完全週5日制の導入に伴い、休日のクラブ活動のあり方が注目されている。また、少子化による学校での部員数の減少や専門の指導技術を持ち得ない教員が存在することなどから、学校外での地域スポーツクラブの役割が期待されはじめている。そこで本研究では、同クラブの活動内容を調査し、地域におけるクラブ活動の取り組みを紹介するとともに、今後の地域スポーツクラブのあり方についての検討材料となる基礎的資料を得ることを目的とした。
一覧に戻る
平成14年度版(2002年度)
VOL.1
書籍コード タイトル PDF 在庫
H1401 身体活動・運動アドヒアランス強化に関する心理・行動科学的研究 -第2報-
本研究では、健康的なライフスタイルを得るために、運動・スポーツを含む身体活動の増強を目的として、従来行われてきたような運動の処方内容を検討するのではなく、身体活動・運動の継続(アドヒアランス/adherence)に焦点を絞り、行動変容理論に基づき実践的な介入研究を行い、その効果を検証した。
×
H1402 中高年者の運動プログラムに関する総合的研究 -第1報-
少子高齢化が進むなか、できるだけ多くの人が活力を保ったまま老いるよう支援していくことの重要性が認められている。本事業では、中高年者が身体的活力(体力・運動能力・身体作業能力)を保持し続けるために有効となるような、基本運動プログラムの骨子を作成した。
×
H1403 ジュニア期の効果的スポーツ指導法の確立に関する基礎的研究 -第3報-
前年度に引き続き、オリンピックや世界選手権に出場した経歴を持つ指導者(約30名)を対象に、動きのコツやイメージとその指導法についての詳細な聞き取り調査を行い、前年度作成した面接調査マニュアルに基づき調査内容のまとめを行った。また、面接データについて、コツの獲得や指導に関しての共通項(例:動きの方向、パターン、部位、スピード、獲得のプロセス、特徴的なコメント)をコーディングすることによって定量的に分析し、コツの類型化の方法について検討した。
×
一覧に戻る
平成15年度版(2003年度)
VOL.1
書籍コード タイトル PDF 在庫
H1501 身体活動・運動アドヒアランス強化に関する心理・行動科学的研究 -第3報-
本研究では、健康的なライフスタイルを得るために、運動・スポーツを含む身体活動の増強を目的として、従来行われてきたような運動の処方内容を検討するのではなく、身体活動・運動の継続(アドヒアランス/adherence)に焦点を絞り、行動変容理論に基づき実践的な介入研究を行い、その効果を検証した。
×
H1502 中高年者の運動プログラムに関する総合的研究 -第2報-
少子高齢化が進むなか、できるだけ多くの人が活力を保ったまま老いるよう支援していくことの重要性が認められている。本事業では、中高年者の一人ひとりが自己のニーズや能力に応じて、一生涯を通じスポーツに親しんでいけるよう、具体的で基本的な実践的運動プログラムを作成し、ガイドライン的にまとめた。
×
H1503 ジュニア期の効果的スポーツ指導法の確立に関する基礎的研究 -第4報-
オリンピックや世界選手権に出場した経歴を持つ指導者を対象に、動きのコツやイメージとその指導法についての詳細な聞き取り調査を行い、前年度作成した面接調査マニュアルに基づき調査内容のまとめを行った。また、アンケート調査結果の種目別まとめ、収集したコツに関する情報の定量的および定性的分析、動きのコツやその獲得過程について種目横断的に詳細な検討を行った。
×
一覧に戻る
平成16・17年度(2004・2005年度)
VOL.1
書籍コード タイトル PDF 在庫
H1601 中高年者の運動プログラムに関する総合的研究 ─第3報─
糖尿病、高血圧、虚血性心疾患など重度の慢性疾患者が日常的に運動・スポーツを効果的で安全に楽しめるよう、病態別の運動プログラムを提案した。
H1602 ドクターズ・ミーティング ─第59回国民体育大会秋季大会(埼玉県)─
各都道府県の選手団に帯同しているスポーツドクターやトレーナーを対象としたミーティングを開催し、開催地の医療・救護体制や各県の医・科学サポートシステムについての情報提供や、スポーツ医・科学に関する様々なテーマについての意見交換を行った。
H1701 幼少年期に身につけておくべき基本運動(基礎的動き)に関する研究 ─第1年次─
幼少年期に身につけておくべきと考えられる基礎的動きを、日常生活、生存・危機の場、スポーツという3つのカテゴリーに分けてリストアップ(15項目)し、未就学児および小学生(約1200名)を対象とした第一次の習得度調査を行った。
H1702 ドクターズ・ミーティング ─第60回国民体育大会秋季大会(岡山県)─
各都道府県の選手団に帯同しているスポーツドクターやトレーナーを対象としたミーティングを開催し、開催地の医療・救護体制や各県の医・科学サポートシステムについての情報提供や、スポーツ医・科学に関する様々なテーマについての意見交換を行った。
H1703 一流競技者の健康・体力追跡調査 ─第10回東京オリンピック記念体力測定─
1964年オリンピック東京大会日本代表選手(150名)を対象に、延10日間にわたって体力測定およびメディカルチェックを実施し、青年期のスポーツ活動がその後の健康・体力にどのような影響を与えるかについて検討した。
一覧に戻る
平成18年度(2006年度)
VOL.1
書籍コード タイトル PDF 在庫
H1801 幼少年期に身につけておくべき基本運動(基礎的動き)に関する研究-第2報-
幼少年期に身につけておくべき基礎的動き(日常生活、生存・危機の場、スポーツ)を分類し、第2年次として動きの質的な評価に重点を置いた基礎的動きの習得度について調査し、また評価項目や評価方法の妥当性についても検討した。
H1802 日本の子どもにおける身体活動・運動の行動目標設定と効果の検証-第1報-
子どもにとって望ましい身体活動量や運動時間について、諸外国で提案されているガイドラインを調査するとともに、実際の子どもの身体活動量、運動時間を調査する方法を確立し、またこれらを随時確認できる機器の開発をすすめた。
H1803 小学生を対象としたスポーツ食育プログラムの開発に関する調査研究-第1年次-
スポーツ活動への参加と栄養・食事指導を結びつけた指導法(プログラム)の開発をめざし、スポーツを行っている子どもを対象に、アンケート調査によってその実態を調査するとともに、実際の食育指導の効果を検討するための介入研究を実施した。
H1804 ドクターズ・ミーティング-第61回国民体育大会(兵庫県)-
各都道府県の選手団に帯同しているスポーツドクターやトレーナーを対象に、国体開催地の医療・救護体制や各県の医・科学サポートシステムについての情報提供や、スポーツ医・科学に関する様々なテーマについての意見交換を行った。
一覧に戻る
平成19年度(2007年度)
VOL.1
書籍コード タイトル PDF 在庫
H1901 幼少年期に身につけておくべき基本運動(基礎的動き)に関する研究-第3報-
幼少年期に身につけておくべき基礎的動き(日常生活、生存・危機の場、スポーツ)を整理・分類し、動きの質的な評価に重点を置いた習得度について調査し、基礎的動きの達成基準およびその評価方法をあきらかにした。
×
H1902 日本の子どもにおける身体活動・運動の行動目標設定と効果の検証-第2報-
子どもにとって望ましい身体活動量や運動時間について、諸外国で提案されているガイドライン等について調査するとともに、実際の子どもの身体活動量や運動時間を種々の方法で実測し、その目標値の検討を行った。
×
H1903 小学生を対象としたスポーツ食育プログラム開発に関する調査研究-第2報-
スポーツ活動への参加と栄養・食事指導を結びつけた指導法(プログラム)の開発をめざし、スポーツ少年団に所属する児童・保護者を対象に介入調査を実施し、食事指導方法の有用性について検証した。
×
H1904 国民の体力比較に関する日・中共同研究
日中両国が、同一の条件・方法による性年齢別体力測定及び生活習慣等に関する調査を実施し、両国民の健康維持・増進へ向けた提言づくりを行った。
×
一覧に戻る
平成20年度(2008年度)
VOL.1
書籍コード タイトル PDF 在庫
H2001 日本の子どもにおける身体活動・運動の行動目標設定と効果の検証-第3報-
子どもにとって望ましい身体活動量や運動時間については、諸外国でもガイドライン等の形で種々提案されているが、これらのガイドライン等について調査し、実際の子どもの身体活動量や運動時間を種々の方法で実測し、その目標値の検討を行った。
H2002 小学生を対象としたスポーツ食育プログラム開発に関する調査研究-第3報-
スポーツ活動への参加と栄養・食事指導を結びつけた指導法(プログラム)の開発をめざし、スポーツ少年団に所属する児童・保護者を対象に介入調査を実施した。さらに食事指導方法の有用性について検証し、「スポーツ食育プログラム」を提案した。
H2003 一流競技者の健康・体力追跡調査-第11回東京オリンピック記念体力測定-
アスリートの生涯にわたる健康や体力について縦断的に検討することを目的に1964年オリンピック東京大会日本代表選手について、オリンピックイヤーごとにアンケート調査、メディカルチェック及び体力測定を実施してきた。今回は、国立スポーツ科学センター(JISS)との共同研究として、200名(内、アンケート調査のみ66名)について、第11回目(44年後)の追跡調査を実施した。
H2004 子どもの発達段階に応じた体力向上プログラムの開発事業-文部科学省委託事業-
子どもの体力の現状について、身体を操作する能力や健康関連体力についての実態調査を行い、発育・発達段階に応じた身体を操作する能力について調査研究を実施した。また、子どもの体力向上実践事業モデル地域、スポーツ少年団及び総合型地域スポーツクラブにおける実践例を収集・検証した。これらの調査に基づき、適切な運動指導法や遊び方を提案する運動プログラム及びその活用法について検証した。
H2005 肉離れに関する最新の指針
スポーツの現場で起こりうる傷害について、その治療法等に関する最新情報を整理し、指導現場への普及・啓発を目的としたガイドラインを作成した。テーマとする傷害については、指導現場からのニーズを考慮し、また、治療法等について臨床現場における一定のコンセンサスが得られていないと考えられるものから、今回は「肉離れ」について検討した。
一覧に戻る
平成21年度(2009年度)
VOL.1
書籍コード タイトル PDF 在庫
H2101 日本体育協会スポーツ医・科学白書
民間スポーツ組織が果たすスポーツ振興の独自性を明らかにするために、これまでの医・科学研究によって蓄積された本会独自のデータ資源を活用しながら新たなデータを付け加えつつ、近未来の国民スポーツの具体的な姿やあり方およびビジョンについて、「日本体育協会スポーツ医・科学白書」としてとりまとめた。
H2102 高齢者の元気長寿支援プログラム開発に関する研究-第1報-
要介護化の予防をめざし、地域に根ざした元気長寿支援システムの開発を目的として、 3つのカテゴリ(元気高齢者、特定高齢者、軽度要介護高齢者)に属する高齢者を対象に比較的大規模な疫学的調査研究および実践的介入研究をおこなった。
収集したデータについて統計解析をおこない、様々なリスク(転倒・骨折、認知機能低下、筋力低下、閉じこもりなど)判定のための基準スコアの設定およびスコア算出式の作成、さらにそれらを統合することにより、元気長寿度評価から要介護化のリスクを早期に判定できる評価尺度を作成した。
H2103 子どもの発達段階に応じた体力向上プログラムの開発事業-文部科学省委託事業-
子どもの身体を操作する能力や健康関連体力についての実態調査を行い、発育・発達段階に応じた身体を操作する能力について調査研究を実施するとともに、子どもの体力向上実践事業モデル地域、スポーツ少年団及び総合型地域スポーツクラブにおける実践例を収集・検証し、これらの調査に基づき、適切な運動指導法や遊び方を提案する運動プログラム及びその活用法について検証した。
一覧に戻る

このページの先頭へ▲