① | おくもの(ボールやかさなど)によって動き方を決めておき、そのシグナルに合った動きをしながら競争します。 |
② | 動きをまちがえたときは、そのシグナルの最初から行います。 |
シグナルの場所を変えたり、シグナルの内容を変えて判断能力を高めましょう。
低学年生はやさしい動きに変えて行いましょう。
その回ごとの優勝者はスーパーラインからスタートするようにしてもよいでしょう。
敏捷性の向上
巧緻性の向上
判断力の向上
このプログラムは、あらかじめおくもの(ボールやかさなど)によって動き方を決めておき、そのシグナルに合った動きをしながら、正確性とスピードを競うものです。シグナルの意味する動きを記憶し、多様な動きを楽しみながら動きの正確性とスピードを楽しむという、記憶と動きのマッチングの難しさが面白さとなっています。
走能力、跳躍力や敏捷性、すばやい見極め、判断力などの体力要素の向上が期待される運動です。運動特性との関係で見ると、瞬時にシグナルを見極め、シグナルに応じた動きを行いながら次のシグナルを見極め、次の動きに備えるという記憶、判断と動きの連続のなかで、いつの間にか走能力、跳躍力や敏捷性が高まる遊びの構造になっている点が特徴です。
1回に要する運動時間は短いのですが、運動強度は中程度に位置づけられます。幼児から高学年まで楽しめるゲームで、日常的な活動に活用できます。また、シグナルと運動内容、その量など、多様な形態が考えられるので、難易度を変更することが容易で、幼児から高学年まで、発育・発達段階や体力レベルに応じた楽しみ方ができるプログラムです。