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日本体育協会は2011年に100周年をむかえます
熱中症を防ごう
 
2.あわてるな、されど急ごう救急処置
 
 万一の緊急事態に備え、救急処置を知っておきましょう。
熱失神、熱疲労の場合
 
涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給すれば通常は回復します。
足を高くし、手足を末梢から中心部に向けてマッサージするのも有効です。
吐き気やおう吐などで水分補給ができない場合には、病院に運び、点滴を受ける必要があります。

熱けいれんの場合
 
生理食塩水(0.9%)を補給すれば、通常は回復します。

熱射病の場合
 
死の危険のある緊急事態です。体を冷やしながら、集中治療のできる病院へ一刻も早く運ぶ必要があります。いかに早く体温を下げて意識を回復させるかが予後を左右するので、現場での処置が重要です。
体温を下げるには、水をかけたり濡れタオルを当てて扇ぐ方法、くび、腋の下、足の付け根など太い血管のある部分に氷やアイスパックをあてる方法が効果的です。
循環が悪い場合は、足を高くし、マッサージをします。
症状としては、意識の状態と体温が重要です。意識障害は軽いこともありますが、応答が鈍い、言動がおかしいなど少しでも異常がみられる時には重症と考えて処置しましょう。



 また、近くに十分な水が見つからないときは、水筒の水、スポーツドリンク、清涼飲料水などを口に含み、患者の全身に霧状に吹きかけてください。全身にまんべんなく吹きかけることで、汗による気化熱の冷却と同じような効果をもたらします。これらの液体は冷たい必要はありません。
1. 知って防ごう熱中症 目次 3. 暑いとき、無理な運動は事故のもと
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