ニュース2010/12/13

創立100周年記念シンポジウム京都会場が開催されました!!

  去る12月11日(土)、京都会館第一ホール(京都市左京区)において、日本体育協会・日本オリンピック委員会創立100周年記念シンポジウムを開催し、地元京都府体育協会をはじめ、近畿ブロック各府県体協の協力により、東海・北信越・関西地区等から1,212名の参加を得て、盛会裡に終了しました。

  オープニングでは、日本のスポーツ100年を振り返る映像を上映し、昔の大会やスポーツ指導の様子、オリンピックや国体の名シーンなどを垣間見ることで、100年の変遷と歴史の重みを感じられ、会場内は和やかな雰囲気となりました。

  開会式の後、トータルコーディネーターの佐伯年詩雄さん(筑波大学名誉教授)から、今回のシンポジウムの趣旨が説明され、続いて月尾嘉男さん(東京大学名誉教授)により、「環境問題に挑戦するスポーツ」の演題で、基調講演を行っていただきました。

  月尾嘉男さんからは、近年、地球では人口が増えすぎ、人々がエネルギーや資源を使いすぎること、また、それらが原因とされる様々な環境問題が紹介されました。そして、環境問題の解決には資源利用を減らしながら生活する節約技術の開発と導入が必要である主張されました。

  さらに、自然破壊が進む中で、私達は自然を取り戻すことも考える必要があり、廃棄物から資源を回収することも重要となっていると説明されました。すでにスポーツ界では、ごみの回収や分別等について取り組まれているが、スポーツ界が積極的にこの21世紀最大の難関である環境問題に挑戦していくことが非常に大きな宣伝効果にもなり、スポーツの重要な役割であると締め括られ会場から大きな拍手が沸きあがりました。

  基調講演に続いて、『スポーツで考える「環境と共生」の時代』というテーマで、パネルディスカッションを実施しました。

  コーディネーターとして菊  幸一さん(筑波大学教授)に進行いただき、パネリストには「ごみ」の研究をされている浅利美鈴さん(京都大学環境保全センター助授)、札幌オリンピック公式記録映画の監督をされた篠田正浩さん(映画監督)、世界最高峰エベレストに女性として世界初めて登頂に成功された田部井淳子さん(登山家)、国際オリンピック委員会スポーツと環境委員会委員を務められている水野正人さん(JOC副会長)に参加いただきました。パネリストはそれぞれの立場から、スポーツ、環境をキーワードに実体験や意見が述べられ、活発な議論が行なわれるとともに、参加者との質疑応答を交え会場は大いに盛り上がりました。

<パネリストとして参加予定だった奥野史子さん(元シンクロナイズドスイミング選手)は所用により欠席されました>

  今後、創立100周年のシンポジウムは、来年2月26日(土)に広島国際会議場において「スポーツと平和」をテーマに開催いたしますので、詳細は下記関連サイトよりご覧ください。


本シンポジウムは、「スポーツ振興くじ(toto)」の助成を受けて実施しています。toto

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