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日本スポーツ協会からのお知らせ:index

ニュース2017/01/12

第19回秩父宮記念スポーツ医・科学賞受賞者が決定

 1月11日(水)開催の本会理事会において、第19回秩父宮記念スポーツ医・科学賞受賞者を決定しました。なお、表彰式は3月22日(水)の本会臨時評議員会に併せて「グランドプリンスホテル新高輪」にて行う予定です。

■受賞者
【功労賞】
多年にわたりスポーツ医・科学分野において、その向上発展に貢献し、我が国スポーツ界の振興に特に功績が顕著な者。

氏名

所属等

受賞理由

陶山 哲夫
(すやま てつお)

日本リハビリテーション専門学校 校長

 障がい者スポーツ及びリハビリテーション医学を専門とし、日本障がい者スポーツ協会医学委員会委員長として、障がい者スポーツにおける医・科学分野の組織的な基盤を構築し、今日に至るまでその基盤強化と発展に努める等、永年にわたり我が国の障がい者スポーツの普及発展に多大な功績を残されてきた。
 また、アジアパラリンピック委員会の医事科学委員長として、パラリンピックムーブメントの普及促進と医・科学分野の発展にも尽力されるなど、国際スポーツ界における日本の存在を高める一方、国内では、日本リハビリテーション専門学校の校長として、作業療法士や理学療法士の育成・指導にあたるなど、後進の育成に尽力されてきた。 



 【奨励賞】
スポーツ医・科学についてよく研究し、その研究成果を十分にスポーツの現場に活かし、我が国スポーツの普及発展及び競技力の向上に顕著な実績をあげた者(又はグループ)。

名称

代表者

受賞理由

バドミントン医・科学サポートグループ

飯塚 太郎
(いいづか たろう)

<所属等>
日本スポーツ振興センター
ハイパフォーマンスサポートスタッフ

同グループは、国際競技力の向上を図ることを目的として、バドミントンナショナルチームに対して、主にトレーニング指導サポート、栄養サポート、コンディションチェックサポート、映像サポートから構成される医・科学サポートを実施した。
 ナショナルチームの合宿期間中にサポートを実施し、選手のコンディションの把握と維持向上に努めるとともに、トレーニングや栄養に関する指導を行い、国際大会期間中、選手自身によるコンディション調整を可能とする等、同グループによる総合的な医・科学サポートは、オリンピックをはじめとする国際大会での競技成績の飛躍的な向上に大きく貢献しており、2020年の東京オリンピックを控え、今後、より一層サポートが充実することと併せ、他競技への波及効果が期待される。



■秩父宮記念スポーツ医・科学賞について
  故秩父宮殿下は、生涯を通じてスポーツに関心をお寄せになり、スポーツの宮様として親しまれました。
  また、故秩父宮妃殿下におかれても、スポーツ界に対するご理解が深く、数多くの宮杯等をスポーツ団体へ御下賜くださいました。
  本会では、故秩父宮妃殿下からの御遺贈金をもとに、基金を設立し、スポーツ競技力向上と普及振興には欠くことのできないスポーツ医・科学の分野を対象に、我が国スポーツ界の更なる発展を期するため、平成9年度に「秩父宮記念スポーツ医・科学賞」を創設いたしました。

主催:日本体育協会
共催:読売新聞社
後援:スポーツ庁/日本オリンピック委員会

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